エッセイストのなり方:始めて目指す方向け3つのステップ
目次
書くことが好きだから、エッセイストになりたい!
でも「エッセイストのなり方」が分からない!
初めはそう戸惑ってしまいますよね。
そこで当記事では、エッセイストを始めて目指す方に向けて「エッセイストのなり方」をステップ方式で紹介していきます。
STEP1「書くテーマ」を決める
エッセイストのなり方のSTEP11は「エッセイを書くテーマを決める」です。
エッセイストはもちろんエッセイを書く人なのですが、エッセイと一口に言っても、テーマ(ジャンル)はーー
・健康
・お金
・ダイエット
・メンタル
・教育
・子育て
・動物(ペット)
・植物
・ビジネス
などなど、様々。
現代のエッセイストは、1人で様々なテーマで書くのではなく、自分の得意分野で「テーマ」を決めて、それに特化したエッセイを書くのが、一般的です。
これからエッセイストとして、何について書いていくのか、ご自身のーー
◇体験
◇スキル・職業
◇趣味
などから、慎重に1つ選びましょう。
もしーー
◆書くのが好きでエッセイストを目指したいけれどテーマのことは考えていなかった
◆テーマと言われても漠然としか浮かばない
◆何のテーマで書けばいいかわからない
という方は「書くテーマ」を決める方法に特化した記事
ブログテーマが決まらない方用「これだ!」が見つかる優しい手引
に沿って、エッセイのテーマ決めをしてみてください。
タイトルは「ブログ」となっていますが「人生の棚卸し法で、自身のテーマをあぶり出す」など「エッセイのテーマを決める方法」とほぼ同じなので、ご参考になれば幸いです。
また「書きやすいテーマがいいなあ」という方は
エッセイテーマ「書きやすい」観点から選ぶ3つのポイント
も、併せてご参考になればと思います。
STEP2「ブログを開設」する
エッセイストのなり方のSTEP2は「自分のブログを開設する」です。
エッセイストとして収入を得ることはもちろん可能ですが、活躍する場数でいうと、そう多いとはいえません。
別職業ですが書く仕事の「Webライター」は、企業に所属したり勤務したりする形で活躍する方も多くいます。
しかし、自分の分野で発信し続けるエッセイストは、企業に属さず「フリー」で活躍することが、最も多いと言えるでしょう。
だからこそ、エッセイストとして仕事を取りに行く場合でも、依頼を待つ場合でも「エッセイストとしての活動拠点」が必要です。
何のテーマで書いているエッセイストなのか?
どのような記事を作成しているのか?
どのような文体で書いているのか?
こうした「自己ブランディング」要素がある「活動拠点」。
この「活動拠点」こそが「自分のブログ」というわけです。
ブログで自己ブランディングすることは、エッセイストにとって強い武器となります。
エッセイストになるための道だと思って、ぜひチャレンジしてみてください。
ブログの開設方法は、どのブログをプラットフォームにするかによって違います。
ブログで自己ブランディングを行う方法は
「自己ブランディング」を「ブログ」で行う方法:基本の基
で、基本をおさえることができます。
エッセイストとしてのブログブランディングは、大切ですのでご参考になれば幸いです。
STEP3「エッセイの型」を知る
エッセイストのなり方のSTEP3は「エッセイの型を知りエッセイを書けるようになる」です。
エッセイストのなり方で最も重要なのが、エッセイが書けること。
「当たり前だ!」という声が聞こえてきそうですが「読者に読んでもらえるエッセイ」を書くには、ここでは書ききれないほどのテクニックやコツがあります。
それらを1つ1つ学んで習得するのは、エッセイストになるのにとても遠回りです。
そこで登場するのが、様々なテクニックやコツが集約されている「エッセイの型」。
新人エッセイストでも「エッセイの型」に当てはめることで「読者に読んでもらえるエッセイ」を書くことができます。
そのエッセイの形を、ここでは2つ紹介します。
エッセイの型:ブロック法
まずは、紙媒体でもWeb上でも使える「ブロック法」というエッセイの型です。
【ブロック法】
(1)○○な時がありますね
▶シチュエーション設定
(2)そんな時は●●しましょう
▶問題解決アドバイス
(3)そうすると□□になることができます
▶実践後の結果(読者の未来)
(4)それは■■だからです
▶結果が得られる理由
(5)でも、××すると◆◆になってしまいます
▶NGな言動とNGな結果
(6)(A社で働く)Bさんは●●をして□□になることができました
▶事例(自分または身近な人の体験・聞いた話)
(7)○○な時は●●しましょう。□□になることができます
▶(1)~(3)のことを再度「結論」として締める
以上が、エッセイスト用エッセイの型「ブロック法」です。
ご自身のテーマを、この青文字の文章に当てはめて、文章にしてください。
「どう当てはめていいか分からない!」という方は
「エッセイの書き方」初心者のための7つのコツ
にて、例文付きで解説しています。
ご参考になれば幸いです。
エッセイの型:サンドイッチ法
次は、Web上での掲載に最適な「サンドイッチ法」というエッセイの型になります。
【サンドイッチ法】
[1]イントロ:シチュエーション設定+記事の説明
〇〇な時ありますよね。
(↑シチュエーション設定)
そこで〇〇なときに△△する方法をご紹介します。
(↑記事の説明)
[2-1]見出し1:ノウハウ1つ目を一言で
〇〇する
[2-2]本文1:見出し1の説明
そんな時は●●しましょう。
(↑問題解決アドバイス)
そうすると□□になることができます。
(↑結果の説明)
それは■■だからです
(↑結果が得られる理由)
でも、××すると◆◆になってしまいます。
(↑NGなこと)
○○な時は●●しましょう。□□になることができます。
(↑締め文)
[3-1]見出し2:ノウハウ2つ目を一言で
[3ー2]本文2:見出し2の説明
([2−2]参照)
[4ー1]見出し3:ノウハウ3つ目を一言で
[4ー2]本文3::見出し3の説明
([2−2]参照)
[5]エンディング:まとめ+メッセージ
見出し:まとめ
今回は〇〇についてご紹介しました。
〇〇のときは
・見出し1
・見出し2
・見出し3
をぜひお試しください。
もう〇〇で悩まなくなることを願っています。
以上が、エッセイスト用エッセイの型「サンドイッチ法」になります。
ブロック法のときと同じように、ご自身のテーマを、この青文字の文章に当てはめて、文章にしてください。
こちらも「どう当てはめていいか分からない!」という方は
【文章の型】Web文章の書き方は型を使えば1日で習得できる!
にて、解説しています。
例文付きですので、ご参考になれば幸いです。
エッセイストのエッセイの重要ポイント
ここでは、2つのエッセイの型を紹介しました。
しかし、この2つの型は、絶対ではありません。
エッセイの型は、エッセイ界隈で「これ!」と決まっているものはなく、先人の書き手や編集者が、様々な経験から工夫を凝らした、多くの型が存在します。
Web上に掲載されている記事(エッセイ)を読んで、ご自身にあった型を探してみるのも1つです。
重要なのは、エッセイの中に必ず「読者メリット」をいれること。
読者メリットとは、読者のーー
◆悩みを解決する(マイナスを0に戻す方法)
◆希望を叶える(0をプラスにする方法)
の2点。
この2点のどちらかをエッセイに盛り込みます。
こうした読者メリットが入っているエッセイはーー
◇お役立ちコラム
◇お役立ちエッセイ
と呼ばれています。※1
本来のエッセイは、もっと自由なもの。
ご自身が思っていたエッセイとは違っていたでしょうか?
しかし、これからエッセイストを目指すなら、Web上でこのような「お役立ちエッセイ・お役立ちコラム」を書けるようになることが大切です。
※1「エッセイなのにコラム?」と思われた方は
エッセイとは簡単にいうと:概要・書き方・コラムとの違いを解説
が、ご参考になれば幸いです。
また職業「エッセイスト」と「コラムニスト」と「Webライター」の違いについて
エッセイストとは?「あるある質問」にわかりやすく解説4選
にて解説させていただいています。
もう1つ、何度かお伝えしている通り、現在のエッセイストは、自己発信も依頼も含めて、ブログやWebメディアなど、Web上での掲載の方が多いです。
Web上での掲載はーー
1.シンプルな表現をする
2.専門用語は適切な扱いをする
3.言葉の選び方に気をつける
4.見出しやレイアウトを工夫する
といった、紙ベースでの掲載とは異なるポイントがあります。
詳しくは
「Webライティング」書き方のコツ7選
で、解説させていただいています。
エッセイを形にはめ込んで書くことに慣れてきたら、こちらの記事も参考にしてみてください。
より読みやすいエッセイになります。
エッセイストに資格は不要
ここまで
「エッセイストのなり方:始めて目指す方向け3つのステップ」
を紹介してきました。
この3つのステップを踏み、ブログにエッセイを掲載し続けてください。
10記事ほど掲載したところで、名刺などを作り「エッセイスト」と名乗れば、もうエッセイストライフの始まりです。
エッセイストには、必要な資格などはありません。
とはいえ、収益がなければエッセイストと名乗るのに抵抗がありますよね。
趣味でエッセイを書くのではなく、エッセイストという仕事をしたいなら収益が必要。
そこで、エッセイストで収益を得る方法を
エッセイストになるには?分かりやすいポイントとおすすめ法
にて下図の目次をベースに、詳しく紹介しています。
当記事のステップ3まで実践できましたら、上記を参考にぜひ収益化に挑戦してください。
ぜひ、諦めずに「エッセイストライフ」を歩んでいただけましたら嬉しく思います。
「エッセイストになりたい」
「エッセイで収入を得たい」
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・エッセイストになる方法がわからない
・エッセイをどう書けばいいかわからない
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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当記事の他にもエッセイスト養成塾
「潮凪(しおなぎ)道場ブログ」にて
「文章のコツ・テーマの選び方」などを掲載しております。
宜しければぜひ覗いてみてください。
文章を書きたい皆様のお役に立てましたら幸いです。
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