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読みやすい文章の書き方:プロ愛用の雛形付き「構成」編

「読みやすい文章」を書きたいけれど「どのように書いたらよいか分からない」
そのようなお悩みを耳にします。

「読みやすい文章の書き方」は、方法が多々存在します。

その中でもーー
1.見た目&リズム
2.言葉の選択
3.全体の構成
の3つを押さえる。

そうすると「読みやすい文章」が、書きやすいです。

当記事では、これら3つのうちの3つ目。
「全体の構成」にフォーカスした「読みやすい文章の書き方」を紹介していきます。

1つ目の「見た目&リズム」については、公開中の
読みやすい文章の書き方:スマホ読者が喜ぶ「見た目&リズム」編

2つ目の「言葉の選択」については、公開中の
読みやすい文章の書き方:読者に優しい「言葉の選択」編

が、ご参考になれば幸いです。


〜「読みやすい文章」の書き方を伝授する文章塾〜

「全体の構成」が大切な理由

文章が読みづらい原因の1つに
◆本題に入るまでの前置きが長い
◆「理論や解説」が中心で「結論や具体的な実践法」が後回し
など「全体の構成が良くない」というのがあります。

文章を書く前に、しっかり構成を立てる。
そうしないと、読者に「読むことから離脱」されかねません。

文章構成はーー
A「前置き」は「最後」に回す
B「結論や」は先に「理論や解説」は後にする
C「具体的な実践法」を「結論」のすぐ後にいれる
などの工夫をすると、グッと読みやすい文章に変わります。

せっかく頑張って仕上げた文章。
読むことから離脱されるのは悲しいものです。

「読みやすい文章」を書いて、最後まで読んでもらう。
そのためには、書く前に「文章の構成」を立てることが大切です。

しかし、文章を書くたびに構成を考えるのは、かなり大変なこと。

そこで、文章構成で大切な工夫、上記のA〜Cが最初から組み込まれている「文章の雛形」を2つ紹介します。

各文章の内容や用途に分けて雛形を選び、ご自身の文章を当てはめて使用してみてください。


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文章の雛形1つ目:ブロック法

1つ目の「読みやすい文章の雛形」を、ここでは「ブロック法」と呼ばせていただきます。

「ブロック法」は、構成が7つのブロックに別れていてーー
◆紙媒体=冊子.雑誌.レポートなど
◆Web媒体=ブログ.Webメディアなど
の、どちらに掲載しても有効な「読みやすい文章」の雛形です。

では、紹介します。

〜 ブロック法 〜

ブロック1
「●●に悩むこと、ありますよね」
▶問題提起
▶シチュエーション設定

ブロック2
「そんな時は◯◯しましょう」
▶結論
▶問題解決

ブロック3
「そうすると□□になることができます」
▶問題解決法の実践結果
▶問題解決法実践後の読者の未来

ブロック4
「それは■■だからです」
▶実践結果が得られる理由
▶実践結果後の未来を得られる理由

ブロック5
「でも、××すると◆◆になってしまいます」
▶実践しないとどうなるか
または
▶「しない」ほうがよいこと

ブロック6
「●●で悩んでいたAさんは、◯◯をして□□になることができました」
▶事例
※自分・身近な人の体験
※または自身が提供しているサービス利用者の声

ブロック7
「●●に悩んだときは◯◯しましょう。すると□□になることができます」
▶締めに結論を再び
「ブロック1〜3」を繰り返す

以上が、読みやすい文章を書くための雛形「ブロック法」です。

始めは、上記雛形をーー

1.コピーして、文章作成ソフト(ワード・Googleドキュメントなど)に貼り付ける
2.「 」に、自身の文章を当てはめて、下に書いていく
3.ブロックごとに、加筆いたり整えたりする
4.ブロック1〜7が繫がるように、全体の文章を整えていく
5.雛形を消す

といった順序で、書いてみてください。

慣れてくると、雛形がなくても、読者が「読みやすい構成」で「読みやすい文章」が書けるようになっていきます。

『「 」に自分の文章を当てはめるのが難しいな』と感じた方は、公開中の
「エッセイの書き方」初心者のための7つのコツ
が、ご参考になれば幸いです。

具体的な「例文」付きで「ブロック法」詳しく解説させていただいています。


〜「伝えたいことを文章に」エッセイスト養成塾〜

文章の雛形2つ目:サンドイッチ法

2つ目の「読みやすい文章の雛形」を、ここでは「サンドイッチ法」と呼ばせていただきます。

「サンドイッチ法」はーー
「イントロ」と「エンディング」で「結論(アドバイス)」を挟んで(サンドイッチして)いる
構成でーー

◆Web媒体=ブログ.Webメディアなど
に特化した「読みやすい文章」の雛形です。

サンドイッチ法は、読者の「問題を解決する方法(結論)」が、複数ある場合の雛形になります。

また「サンドイッチ法」は、先に「ブロック法」を学んでからのほうが、書きやすい構成になっています。

では、見ていきましょう。

〜 サンドイッチ法 〜

1.イントロ
「〇〇な時ありますよね(シチュエーション設定)
そこで〇〇なときに△△する方法を紹介します(記事の説明)」
▶問題提起(シチュエーション設定)+記事の説明

2-1.大見出し1
「〇〇する」
▶結論(問題解決・アドバイス)の1つ目を一言でいう

2-2.本文1
「●●に悩むこと、ありますよね」
▶問題提起
▶シチュエーション設定

「そんな時は◯◯しましょう」
▶結論
▶問題解決

「そうすると□□になることができます」
▶問題解決法の実践結果
▶問題解決法実践後の読者の未来

「それは■■だからです」
▶実践結果が得られる理由
▶実践結果後の未来を得られる理由

「でも、××すると◆◆になってしまいます」
▶実践しないとどうなるか
または
▶「しない」ほうがよいこと

「●●で悩んでいたAさんは、◯◯をして□□になることができました」
▶事例
※自分・身近な人の体験
※または自身が提供しているサービス利用者の声

「●●に悩んだときは◯◯しましょう。すると□□になることができます」
▶締めに結論を再び

※大見出し1の説明を「ブロック法」に沿って書いていく

3-1.大見出し2
「〇〇する」
▶結論(問題解決・アドバイス)の2つ目を一言でいう

3-2.本文2
「●●に悩むこと、ありますよね」
▶問題提起
▶シチュエーション設定

「そんな時は◯◯しましょう」
▶結論
▶問題解決

「そうすると□□になることができます」
▶問題解決法の実践結果
▶問題解決法実践後の読者の未来

「それは■■だからです」
▶実践結果が得られる理由
▶実践結果後の未来を得られる理由

「でも、××すると◆◆になってしまいます」
▶実践しないとどうなるか
または
▶「しない」ほうがよいこと

「●●で悩んでいたAさんは、◯◯をして□□になることができました」
▶事例
※自分・身近な人の体験
※または自身が提供しているサービス利用者の声

「●●に悩んだときは◯◯しましょう。すると□□になることができます」
▶締めに結論を再び

※大見出し2の説明を「ブロック法」に沿って書いていく

4-1.大見出し3
「〇〇する」
▶結論(問題解決・アドバイス)の3つ目を一言でいう

4-2.本文3
「●●に悩むこと、ありますよね」
▶問題提起
▶シチュエーション設定

「そんな時は◯◯しましょう」
▶結論
▶問題解決

「そうすると□□になることができます」
▶問題解決法の実践結果
▶問題解決法実践後の読者の未来

「それは■■だからです」
▶実践結果が得られる理由
▶実践結果後の未来を得られる理由

「でも、××すると◆◆になってしまいます」
▶実践しないとどうなるか
または
▶「しない」ほうがよいこと

「●●で悩んでいたAさんは、◯◯をして□□になることができました」
▶事例
※自分・身近な人の体験
※または自身が提供しているサービス利用者の声

「●●に悩んだときは◯◯しましょう。すると□□になることができます」
▶締めに結論を再び

※大見出し3の説明を「ブロック法」に沿って書いていく

5-1.エンディング用大見出し
「まとめ」

「最後にーー」
など
▶エンディング本文の題名になる単語を選ぶ

5-2.エンディング本文

「ここまで〇〇なときに△△する方法を紹介しました。

〇〇のときは

・見出し1

・見出し2

・見出し3

をぜひお試しください。

□□することができます。」

以上が、読みやすい文章を書くための雛形「サンドイッチ法」です。

ちなみに、冒頭でお伝えした
「イントロ」と「エンディング」で「結論(アドバイス)」を挟んで(サンドイッチして)いる
というのはーー

◆「1.イントロ」と「5.エンディング」をパン
◆「2〜4」のアドバイス(結論・説明・他)を具

と比喩してのことでした。

この「サンドイッチ法」も「ブロック法」のときと同じく、上記雛形をーー

1.コピーして、文章作成ソフト(ワード・Googleドキュメントなど)に貼り付ける
2.「 」に、自身の文章を当てはめて、下に書いていく
3.ブロックごとに、加筆いたり整えたりする
4.ブロック1〜7が繫がるように、全体の文章を整えていく
5.雛形を消す

といった順序で、書いてみてください。

『「 」に自分の文章を当てはめるのが難しいな』と感じた方は、公開中の
【文章の型】Web文章の書き方は型を使えば1日で習得できる!
が、ご参考になれば幸いです。

具体的な「例文」付きで、「サンドイッチ法」を詳しく解説させていただいています。


〜『「読みやすい文章」の書き方を丁寧に』オンライン文章塾〜

「ブロック法」を「サンドイッチ法」風にアレンジしたいときは

ここまで、読みやすい文章の雛形「ブロック法」と「サンドイッチ法」を紹介してきました。

ここで「読みやすい文章」を「Web上」で書きたい方はーー

▶提供する解決法が1つは「ブロック法」
提供する解決法が複数だと「サンドイッチ法」
は理解した

▶でも「サンドイッチ法」の方が「Web記事」でよく見る形

▶提供する解決法は1つだけれど「見出し」をつけて「Web記事」らしくしたい!

という方がいらっしゃるかもしれません。

そんな方は公開記事
Web記事の書き方「テンプレート」付きで初心者さん向けに解説
の一部

3 Web記事の書き方:アレンジバージョン
にて「ブロック法」に見出しをつけて「Web記事」らしく見せる、おおまかな解説をさせていただいています。

こちらが、ご参考になりましたら幸いです。

当記事で紹介しました雛形は、Webライターやお役立ち記事ライターなど、プロも愛用している「読みやすい文章の書き方」の基本の型になります。

ただ、構成がしっかりしている雛形は、他にも多数存在。

ご自身に合った雛形を探すのもありです。

そして、当記事で紹介した雛形のーー
◆一部を引く
◆別の項目を足す
◆1ブロック1ブロックをもっと深堀りして長文を書く
など「ご自身ならでは」にアレンジするのもあり。

その際「ブロック法」の1〜7(構成)は「順番を変えない」ことがオススメです。

「読みやすい文章を書きたい」と思う皆様が、雛形を使ってたくさんの文章を書いてくださることを、心から願っております。

当記事がお役に立てましたら幸いです。


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最後までお読みいただきありがとうございました。


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