「文章が長くなる」から卒業!簡潔に書ける有能ひな型2選
記事を書いていると「あれもこれも伝えなきゃ!」と、ついつい文章が長くなってしまう。
毎回気をつけているのに、伝えたいことを「簡潔な文章」にまとめるのは難しい…
そのような、お悩みを耳にします。
そこで当記事では「伝えたいことをバシッとおさめた簡潔な文章」が書ける「ひな型(テンプレート)」を2つ紹介。
ひな型を使えば、誰でも「文章が長くなる」ことから卒業できます。
テンプレートA:ブロック法
「文章が長くなる」から卒業するひな型1つ目。
「ブロック法」と呼んでいるこのひな型はーー
◆冊子やレポートなど「紙媒体」
◆ブログやWEbメディアなど「Web上」
どちらに掲載する場合でも、読みやすい文章を書くのに適しています。
では、見ていきましょう。
★文章ひな型:ブロック法★
ブロック1:○○な時がありますね
▶シチュエーション設定
▶問題提起
▶イントロ
ブロック2:そんな時は●●しましょう
▶アドバイス
▶問題解決
▶結論
ブロック3:そうすると□□になることができます
▶アドバイス実践後に得られる結果
▶アドバイス実践後の読者の未来
ブロック4:それは■■だからです
▶結果を得られる理由
ブロック5:でも、××すると◆◆になってしまいます
▶NGな言動とNGな結果
ブロック6:(A社で働く)Bさんは●●をして□□になることができました
▶事例
(自分または身近な人の体験)
ブロック7:○○な時は●●しましょう。□□になることができます
▶記事のまとめ
▶(1)〜(3)を繰り返して記事を締める
▶エンディング
ここまでが「文章が長くなる」から卒業できるひな型1つ目の「ブロック法」です。
ひな型をコピーして、ご自身の文章作成ソフト(ワードなど)に貼り付け、青文字部分に、ご自身のテーマで文章を当てはめてみてください。
そうすると、要点をおさえた簡潔でありながら、読み手に寄り添った文章を、約400文字で書くことができます。
多くの人が学生時代に使用した「400字詰め原稿用紙」1枚分です。
逆にーー
「400文字では少なすぎる!」
「ダラダラ長いだけの文章は困るが、ある程度ボリュームは必要」
といった場合もでてくるでしょう。
そんなときはーー
a)ブロック2で、結論を述べたあとに「手順」や「実践のコツ」を付け足す
b)ブロック4で、結果を得られる理由を述べるとき、深く掘り下げて詳しく丁寧に解説する
c)ブロック5で、NGな言動とNGな結果を述べるとき、NGな言動をしないコツも付け足す
など「1つのブロックの中身を濃くする」と、約400文字から1000〜5000文字と、記事のボリュームを出すことができます。
上記a〜cをすると、自身にしかかけないーー
◆「オリジナルティ」を出す
◆同種記事との「差別化」をはかる
こともできて、おすすめです。
しかも、同じ「長い文章」でも、上記「ブロック法+a〜c」を活用した記事であればーー
◇「言いたいこと・言うべきこと」が整理整頓されている
◇結論が明確にわかる
など、読みやすく理解しやすく仕上げることができます。
上記ひな型の青文字に、自身の文章を「どう当てはめていいか分からない…」という方は、例文付きで詳しく解説している記事『「エッセイの書き方」初心者のための7つのコツ』がご参考になれば幸いです。
テンプレートB:サンドイッチ法
「文章が長くなる」から卒業するテンプレート2つ目。
「サンドイッチ法」と呼んでいるこのひな型は「ブログやWEbメディア」など「Web上に掲載する」ときに適した構成になっています。
では、見ていきましょう。
★文章ひな型:サンドイッチ法★
[1]イントロ(導入文)
▶シチュエーション設定+記事の説明
〇〇な時ありますよね(シチュエーション設定)
そこで〇〇なときに△△する方法を紹介します(記事の説明)
[2-1]大見出し1
▶アドバイス1つ目を一言
〇〇する
[2-2]本文1
▶大見出し1の説明
◯◯な時△△する1つ目は□□するです
▷問題解決アドバイス
そうすると■■になることができます
▷アドバイス実践後の結果(未来)
それは◇◇だからです
▷結果が得られる理由
でも、××すると◆◆になってしまいます
▷NG言動をしたときのNGな結果(※1)
Aさんは●●をして□□になることができました
▷事例(※2)
○○な時の△△な方法1つ目は□□でした
ぜひお試しください
▷本文1の締め分
[3-1]大見出し2
▶アドバイス2つ目を一言
〇〇する
[3ー2]本文2
▶大見出し2の説明
◯◯な時△△する2つ目は□□するです
▷問題解決アドバイス
そうすると■■になることができます
▷アドバイス実践後の結果(未来)
それは◇◇だからです
▷結果が得られる理由
でも、××すると◆◆になってしまいます
▷NG言動をしたときのNGな結果(※1)
Aさんは●●をして□□になることができました
▷事例(※2)
○○な時の△△な方法2つ目は□□でした
ぜひお試しください
▷本文2の締め分
[4ー1]大見出し3
▶アドバイス3つ目を一言
〇〇する
[4ー2]本文3
◯◯な時△△する3つ目は□□するです
▷問題解決アドバイス
そうすると■■になることができます
▷アドバイス実践後の結果(未来)
それは◇◇だからです
▷結果が得られる理由
でも、××すると◆◆になってしまいます
▷NG言動をしたときのNGな結果(※1)
Aさんは●●をして□□になることができました
▷事例(※2)
○○な時の△△な方法3つ目は□□でした
ぜひお試しください
▷本文3の締め分
[5]エンディング
▶まとめ+締め
「5−1」エンディング大見出し
まとめ
「5−2」エンディング本文
ここまで〇〇なときに△△する方法を紹介しました。
〇〇のときは
・見出し1
・見出し2
・見出し3
をぜひお試しください。
□□することができます。
※(※1)と(※2)は、両方書いても、どちらか1つ書いてもOK
ここまでが「文章が長くなる」から卒業できるひな型2つ目の「サンドイッチ法」です。
「サンドイッチ法」という呼び名は、イントロとエンディングで「アドバイス(ノウハウ)」をはさんでいるところからきています。
こちらもひな型をコピーして、ご自身の文章作成ソフト(ワードなど)に貼り付け、青文字部分にご自身の文章を当てはめてみてください。
複数のアドバイスを約1500文字にまとめることができます。
このひな型で、文章のボリュームを出す場合はーー
◆大見出しを3つから5〜6つに増やす
◆大見出しは3つのままで、1つの大見出しに「中見出し(ちゅうみだし・なかみだし)」や「小見出し(こみだし)」をぶらさげて、より深掘りして解説していく(※A)
などをすると、2000文字〜10000文字の文章にすることができます。
このサンドイッチ法ひな型で
◆「オリジナルティ」を出す
◆同種記事との「差別化」をはかる
をするには、上記(※A)の「より深掘りして解説」を「ご自身ならではの内容」に工夫することが大切です。
例えば「先延ばし癖を治すためにアラームをかける」という内容であればーー
大見出し:アラームを利用する
先延ばし癖を克服する方法1つ目は、作業開始時刻にアラームをセットしておくことです。
このアラームのセットには、3つのコツがあります。
中見出し:アラームセットのコツ1
アラームを2種類用意してください。
スマートフォンにセットしたアラームが鳴っても、面倒くささが勝り「もうちょっとだけ」なんてアラームを消してしまっては意味がありません。
そこで、スマートフォンなどの端末以外に、デジタル目覚まし時計など、もう1つ別の個体のアラームを用意します。
この2つのアラームをどの様にセットすれば、先延ばし癖が解消されるのか。
1つずつコツを解説していきます。
小見出し:作業開始1分前にセット
スマートフォンなど手の届く範囲の端末のアラームは、作業開始1分前にセットします。
身体を横にしてゴロゴロしている場合は、アラームが鳴ったら、起き上がってからアラームを消しましょう。
〜略〜
小見出し:作業開始時刻に作業現場にセット
もう1つ用意した目覚まし時計などのアラームは、作業現場ーー
・洗い物をするならキッチン
・資格の勉強をするなら参考書棚の前
・書類を書くならデスクの上
・シャワーを浴びるなら浴室の前
などに置いておきます。
〜略〜
といった形にするとーー
◆中見出しや小見出しをぶら下げ「より深掘り」して解説
◆「ご自身ならではの内容(アドバイス)」に工夫
することができます。
こうした深掘りした長い文章でも、上記「サンドイッチ法」を活用した記事であれば、伝えたいことが整理整頓されている、読みやすく理解しやすい文章が書けるというわけです。
上記ひな型の青文字に、自身の文章を「どう当てはめていいか分からない…」という方は、例文付きで詳しく解説している記事『【文章の型】Web文章の書き方は型を使えば1日で習得できる!』が、ご参考になれば幸いです。
「簡潔な文章」が書ければ怖いものなし
ここまで「文章が長くなる」を卒業する「ひな型(テンプレート)」を2つ紹介してきました。
伝えたいことをすべて伝えたいままに文章を書くと、どうしても「何が言いたいのかわからない」長いだけの文章になってしまいがちです。
そして、長い文章を短くするのは、コツも時間もいる作業。
短いけれど要点を抑えた「簡潔な文章」が書けるようになれば、ボリュームがほしいときはいくらでも「整理整頓された文章」のまま、長くすることができます
つまり「簡潔な文章」さえ書けるようになれば怖いものなし。
文字数は自由自在に操れるようになるというわけです。
そんな簡潔な文章を書くのに、今回紹介した2つのテンプレートは有能です。
ぜひ、活用してみてください。
当記事が「文章が長くなる」から卒業したい皆様のお役に立てましたら幸いです。
「簡潔な文章を書けるようになりたい」
「ダラダラした長い文章から卒業したい」
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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