「まとまりのない文章」がサクッとまとまるテンプレート2選
頑張って文章を書いたけれど、まとまりのない文章になってしまった。
ブログ記事にエッセイにWebコラム。
これらを読みやすく、まとまりのある文章にしたい。
そんな方に「まとまりのない文章」が、誰でも読みやすくまとめられる「文章テンプレート」を2種類紹介します。
このテンプレートは、紙ベースの冊子などに掲載する「エッセイ」。
そして、ブログや電子書籍など、Web上に掲載する「エッセイ・コラム」を書くのに有効です。
「まとまりのない文章」がまとまるテンプレート1
「まとまりのない文章」がまとまるテンプレート1種類目は「ブロック法」です。
このブロック法は、紙ベースの冊子などへの掲載でも、Web上での掲載でも使えます。
まずは、テンプレートを見ていきましょう。
まとまりのない文章がまとまるテンプレート1
【ブロック法】
(1)○○な時がありますね
……シチュエーション設定
(2)そんな時は●●しましょう
……問題解決アドバイス
(3)そうすると□□になることができます
……結果の説明
(4)それは■■だからです
……結果が得られる?理由の説明
(5)でも、××すると◆◆になってしまいます
…禁止事項の説明
(6)(A社で働く)Bさんは●●をして□□になることができました
……事例
(7)○○な時は●●しましょう。□□になることができますよ
……(1)~(3)のことを再度「結論」として言う
以上7ブロックで構成されているのが「ブロック法」のテンプレートです。
ブロック法は、上記のように「読者に伝えておくべきこと」を「ブロック分け」してあることが特徴です。
順番も、読者が読みやすいよう理解しやすいよう、工夫されています。
1ブロックずつ、記載の青字テンプレートに従って書いていけば、まとまりのない文章もキレイにまとまる仕組みです。
このブロック法テンプレートに当てはめるといっても
「どのように?」という方は、こちらの記事▼
「エッセイの書き方」初心者のための7つのコツ
をご覧いただけますと幸いです。
例文とともに、詳しく解説させていただいております。
「まとまりのない文章」がまとまるテンプレート2
「まとまりのない文章」が、誰でも読みやすくまとまるテンプレート2種類目は「サンドイッチ法」です。
このサンドイッチ法は、Web上での掲載に非常に向いています。
それでは「サンドイッチ法」のテンプレートも見ていきましょう。
まとまりのない文章がまとまるテンプレート2
【サンドイッチ法】
[1]イントロ:100文字ほど ←パン
<シチュエーション設定+記事の説明>
〇〇な時ありますよね(シチュエーション設定)
そこで〇〇なときに△△する方法をご紹介します(記事の説明)
[2-1]見出し1 ←具
<ノウハウ=タイトルの答え>
〇〇する
[2-2]本文1:300~400文字ほど ←具
<ブロック法簡易版が入る>
(ブロック法2)そんな時は●●しましょう
……問題解決アドバイス
(ブロック法3)そうすると□□になることができます
……結果の説明
(ブロック法4)それは■■だからです
……結果が得られる?理由の説明
(ブロック法5)でも、××すると◆◆になってしまいます
…禁止事項の説明
or
(ブロック法6)Aさんは●●をして□□になることができました
……事例
(ブロック法7)○○な時は●●しましょう。□□になることができますよ
……(1)~(3)のことを再度「結論」として言う
[3-1]見出し2([2−1]同様)
[3−2]本文2([2−2]同様)
[4-1]見出し3([2−1]同様)
[4−2]本文3([2−2]同様)
[5]エンディング:100文字ほど ←パン
<まとめor読者へのメッセージ+締め>
*まとめパターン
見出し:まとめ ←エンディングの見出しは入れても入れなくてもOK
今回は〇〇についてご紹介しました。
〇〇のときは
・見出し1
・見出し2
・見出し3
・見出し4
をぜひお試しください。
もう〇〇で悩まなくなることを願っています
*読者へのメッセージパターン
見出し:おわりに―― ←エンディングの見出しは入れても入れなくてもOK
今回は〇〇についてご紹介しました。
これで「〇〇になってしまった。どうしよう!」と悩まなくなります。
ぜひご参考にしてみてください。
以上が「サンドイッチ法」のテンプレートになります。
サンドイッチ法はーー
・「『見出し』+『本文』の繰返し」が使われている
・「イントロ」と「エンディング」で「『見出し』+『本文』の繰返し」を挟んでいる(上記下線部分参照)
の2点が特徴です。
この2点は「Web上で掲載する文章」を、読みやすく理解しやすくする効果がとても大きいです。
Web上でまとまりのない文章をまとめるなら、この「サンドイッチ法」が相性抜群の構造と言えるでしょう。
ちなみに「見出し」は、読者にとって
・どこに何を書いているのか分かりやすい
・メリハリを生み飽きさせない
などのメリットがあります。
また「目次機能」があるサイトやブログは「見出し」をそのまま目次として反映してくれることが多く、書き手にとっても読者にとっても便利です。
ぜひ「サンドイッチ法」に記載の青字テンプレートに、文章を当てはめて完成させてみてください。
当てはめるといっても「どうやって?」という方は、こちらの記事▼
【文章の型】Web文章の書き方は型を使えば1日で習得できる!
をご覧いただけますと幸いです。
例文とともに、1つ1つ詳しく解説させていただいております。
まとまりのない文章は「起結承転結」でまとめる
ここまで2つのテンプレートを紹介しました。
テンプレートを使えば、まとまりのない文章がまとまることは間違いありません。
ただテンプレートを使う上で、頭の片隅にあった方が良い豆知識があります。
それが見出しにもあるーー
まとまりのない文章は「起結承転結」でまとめる
です。
よく「小説や脚本は『起承転結』が大切だ」と言われています。
しかし「起承転結」は、エッセイやコラムには向いていません。
読者はいち早く「結論」を欲しがるからです。
エッセイやコラムでは「起結承転結」が、読者にとって読みやすく理解しやすいと言われています。
この「起結承転結」を--
・テンプレート化したものが「ブロック法」
・Web掲載用に応用化したものが「サンドイッチ法」
となるわけです。
ときどきご自身の文章を読み返し「起結承転結」になっているか、ぜひ確認してみてください。
まとまりのない文章を卒業しよう
当記事ではまとまりのない文章をまとめるテンプレートとして
・ブロック法
・サンドイッチ法
を紹介。
更に
・エッセイでは「起結承転結」
について解説させていただきました。
まとまりのない文章を卒業し、まとまりのある文章を書けるようになると--
・理解しやすい文章になり読者の役に立てる
・サイトやブログにアクセスしてもらいやすくなる
といったメリットがあります。
こうしたメリットは、書くモチベーションにつながり楽しくなりますので、ぜひ、読者に役立つ文章をドンドン書いていってください。
当記事がお役に立てれば幸いです。
皆様が「まとまりのない文章」を卒業できることを願っています。
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