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「読みにくい文章」を解消!誰でも読みやすく書ける基本ワザ5選

「読みやすい文章を書きたい!」
そう思うけれどーー

◆気をつけても「読みにくい」と言われてしまう
◆自分で読み返すのが面倒な文章になってしまう

という方は多いものです。

そこで、当記事では「どうしても読みにくい文章になってしまう」を解消。

例えばーー
・ブログ
・お役立ちコラム
・エッセイ
・Web記事
など、様々な文章に使える「読みにくい文章」解消基本ワザを5つ紹介します。

「読みにくい文章」解消基本ワザ

ここで紹介する「読みにくい文章」解消基本ワザはーー

1.一文の長さ
2.一文の頭
3.リズム
4.言葉選び
5.文章構成

の5つあります。
では、1つずつ解説していきます。

ワザ1:一文の長さ

読みにくい文章の代表格は、文章の頭から「。」までの一文が長いこと。

もし、文章を書いていてーー
◆一文の長さが50文字以上になる
◆一文の中で「、」が4つ以上つく
場合は、文章を2つに切ると読みやすくなります。

また、単語や例を並べる場合は、一文におさめるのではなく「箇条書き」がおすすめです。

当記事の導入文でもーー

例えばーー
・ブログ
・お役立ちコラム
・エッセイ
・Web記事
など、様々な文章形態に使える。

のように、箇条書きを使用しました。

当記事の導入分をーー
◇一文の長さを気にしない
◇箇条書きを使用しない
状態で書くと、以下のようになります。

「読みやすい文章を書きたい!」と思うけれど、気をつけていても「読みにくい」と言われてしまったり、自分で読み返すのも面倒な文章になってしまったりする方は多いものです。
そこで、当記事では「どうしても読みにくい文章になってしまう」を解消する方法を紹介します。
例えば、ブログ、お役立ちコラム、エッセイ、Web記事など、多数の用途に使える「読みにくい文章」解消基本ワザを5つ紹介します。

ご自身の文章がこの例文に近いようでしたらーー
◆一文の長さは、50文字以内
◆一文の中で「、」は3つ以下
◆単語や例は「箇条書き」を使用
を、ぜひ意識してみてください。

ワザ2:一文の頭

当記事をご覧いただいている皆様。
日本語の「文法」は得意でしょうか?

筆者は、いまだに苦手です。

「読みにくい文章」の多くは、この「文法」が乱れています。

しかし、今から文法を1からおさらいすると「脱・読みにくい文章」まで時間がかかってしまいます。

そこで意識していただきたいのが「一文の頭」。
つまり文章の「書き始め」です。

文章の書き始めはーー
◆接続詞(しかし・では・そこでetc.)
◆主語(◯◯は・◯◯が・◯◯をetc.)
のどちらかを書くよう意識してみてください。

するとーー
◇文法が崩れていても読みやすい
◇長い一文を2つ3つに分けやすい
という効果が得られます。

注意点としては、文章の頭に主語として使用しやすい「指示詞(それ・これetc.)」は、混乱を招きやすいということ。

主語は、指示詞の使用を少なくして、具体的に書く方が分かりやすいです

そして、紹介したワザを使用しながら、並行して文法のおさらいもおすすめです。

文章を書くときに「迷い」がなくなり、書くスピードと読みやすさが格段にあがります。

ワザ3:リズム

「読みにくい文章」を卒業するには、読んだときの「リズム」も大切です。

一文を作成したら、一度、音読してみましょう。

無意識にーー
◇一拍いれたところ
◇息継ぎをしたところ
で「、」入れると、リズムの良い文章になります。

ただ、こちらも並行して、正しい「、」のつけ方を学び直すことがおすすめです。

またーー
◇ひらがなが続く
◇カタカナが続く
◇漢字が続く
なども、リズムを崩し読みにくいものです。

同じ表記が続くときはーー
◆「、」を活用
◆「 」を活用
すると、リズムよく読むことができます。

さらにーー
◆大切な名詞
◆強調したいこと
◆造語
などは「 」を使うと、読みやすさが増します。

最後にーー
◇あまり使われていない漢字
◇当て字に近い漢字
などは
◆ルビ(読みがな)をふる
◆漢字のあとに半角カッコで読みがなをいれる
◆「漢字(かんじ)」といった表記にする
と、読むリズムを止めません。

読めない漢字も、文章を読みにくくする要因なので「読み手への配慮」が大切です。

文章を書いたらーー
◆音読をしてリズムを確かめる
◆リズムよく読めるよう整える
の2つを、ぜひお試しください。

ワザ4:言葉選び

ワザ1〜3では、主に「一文」にフォーカスして紹介してきました。

しかし「読みにくい文章」は、文中に使われている「言葉」も原因になります。

ここでは、文中に使用する言葉について、3つ紹介します。

A.専門用語

専門ならではの言葉を使うと、文章としては読みやすくても、一気に読みにくい文章に転落してしまいます。

専門用語は『「一般的な言葉」に変換して書くのが基本』とするのが、おすすめです。

ただ、一般的な言葉に変換できない単語も存在します。

そのときは、専門用語を使い、一旦文章を「。」で閉じる。

その後に、小学6年生に説明するつもりで『「◯◯とは、」から始まる解説』をいれるのがおすすめです。

B.カタカナ語

時代的にーー
◇今まで使われていない言葉がカタカナで表現される
◇「日本語英語」と呼ばれる単語
など「カタカナ語」が多くなってきています。

しかし、カタカナ語に、読み手全員が慣れているわけではありません。

読み手はーー
◇職業
◇生活スタイル
◇年齢
など、様々です。

よく使われるからと言って、カタカナ語を乱用すると、とたんに「読みにくい文章」のできあがり。

カタカナ語の中で「カタカナになる前の言葉」がある場合は、そちらを選ぶのがおすすめです。

C.シンプルな文末

せっかく、読みやすい文章のために、言葉選びに気をつけても「文末がまどろっこしい」と台無しです。

例えばーー
『「脱・読みにくい文章」まで、時間がかかってしまいかねません』
であれば
『「脱・読みにくい文章」まで、時間がかかってしまいます』
の方が文字数が少なくシンプル。

「読み手全員が、慣れているわけではないのです」
であれば、文字数は同じですが
「読み手全員が、慣れているわけではありません」
の方がシンプル。

でも
「読者は、慣れているわけではありません」
であれば
「読者は、慣れていません」
の方がシンプルです。

注意点としては、すべて「シンプルな文末」を使うと、全体的に冷たい文章になってしまうこと。

例えばーー
A「読者は、慣れていないものです」
であれば
B「読者は、慣れていないのです」
の方がシンプルです。

でも、Bは少し冷たく感じ、Aの方が文章に「温かみ」があります。

また、全てをシンプルな文末にすることでーー
◇「です」が続く
◇「ます」が続く
など、文章が少し幼くなるケースがあります。

文末は、なるべくシンプルな表現を選択しながらもーー
◆文章全体の温かみを意識
◆同じ文末を、3回以上連続させない
ことがおすすめです。

ワザ5:文章構成

文章は「一文」の集合体で成り立っています。

そのため、ワザ1〜3では、主に一文の読みやすさに注目して、対処法を紹介しました。

しかし「一文」に気をつけても、伝えることがバラバラでは「読みにくい文章」のままになってしまいます。

そこで重要なのが「文章構成」。

ただ、文章を書くたびに、構成を練るのは大変な労力です。

ここでは、構成を練らなくても「当てはめるだけ」でーー
・ブログ
・お役立ちコラム
・エッセイ
・Web記事
などが、読みやすさ抜群になる「文章の型」を紹介します。

早速、みていきましょう。

★文章の型★

1:○○な時がありますね
▶シチュエーション設定
▶問題提起
▶イントロ

2:そんな時は●●しましょう
▶アドバイス
▶問題解決
▶結論

3:そうすると□□になることができます
▶アドバイス実践後に得られる結果
▶アドバイス実践後の読者の未来

4:それは■■だからです
▶結果を得られる理由

5:でも、××すると◆◆になってしまいます
▶NGな言動とNGな結果

6:(A社で働く)Bさんは●●をして□□になることができました
▶事例
(自分または身近な人の体験)

7:○○な時は●●しましょう。□□になることができます
▶記事のまとめ
▶(1)〜(3)を繰り返して記事を締める
▶エンディング

ー完ー

この文章の型は、何度も使いまわしができます。

ワザ1〜4と合わせて使用し、ぜひご自身のものにしてください。

上記、文章の型に、自身の文章を「どう当てはめていいか分からない…」
そんな方は、例文付きで解説している
「エッセイの書き方」初心者のための7つのコツ
が、ご参考になれば幸いです。

「読みにくい」から「読みやすい」文章へ

ここまで「読みにくい文章」を解消する方法
1.一文の長さ
2.一文の頭
3.リズム
4.言葉選び
5.文章構成
の5つを紹介しました。

この5つは、初心者の方でも「読みやすい文章」が書ける「基本のワザ」です。

ぜひ、お試しください。

皆様の文章が、少しずつ「読みにくい」から「読みやすい」に変わっていくことを願っております。

当記事がお役に立てれば幸いです。

「読みにくい文章から卒業したい」
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オンラインライティングスクール「WRITAS!」』by潮凪道場

最後までお読みいただきありがとうございました。

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当記事の他にもエッセイスト養成塾
潮凪(しおなぎ)道場ブログ」にて
「文章のコツ・テーマの選び方」などを掲載しております。
宜しければぜひ覗いてみてください。
文章を書きたい皆様のお役に立てましたら幸いです。
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■記事
オンラインライティングスクール
WRITAS!(ライタス)
ステップ10・11担当講師:かがみやえこ

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