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「経験」こそ最大の強み!自分の「専門」は過去に眠っている

こんにちは

オンラインライティングサロン「WRITAS!(ライタス)」の講師かがみやえこです。

現在「心に傷を追っている方」に向けて「気持ちの整え方」などを発信していますが、書き手として6年経った今でも、エッセイストの最大の武器は「経験」に他ならないと感じています。

自分が何を書いていくのか定まり始めたころ、メンタル系の資格もなくカウンセラーやコーチングの経験があったわけでもないので、それはもうプロとして書いていく自信が全くありませんでした。

そんなときに塾長に言われたのが――

「難しい心理学の研究をしている大学教授が教授目線で難しい話をしても、どんなに優秀な精神科医がドクター目線で語っても、読者に響くかといえば別の話。

 

『心が壊れてしまった経験者』だからこそ読者に響くものが書けるはず。

それはもう『専門家』です」

といった言葉でした。

 

もちろんどのようなジャンルでもその道の教養は必要ですし、専門によっては資格必須のものあります。

しかし、それらにも勝るのが「経験」です。

その経験は「受け身側」でも全く問題なくむしろ共感されます。

受け身側というのは例えば、カウンセラー・精神科医・コーチングコーチをしていて「何千人のクライアントさんを看てきた!」これも経験です。

ただ、どちらかというと「実績」という種類の経験になります。

逆に、ウツから〇〇で抜け出せた・精神疾患を〇〇で克服して人生やり直せた。

こうしたクライアント側の経験を、私は「受け身的経験値」と呼んでいます。

何人ものクライアントの治療に成功したプロの「実績的経験値」も読者にとって貴重な情報ですが、「これで克服したよ!」という「受け身的経験値」も読者の「共感」を呼び、書き手にとって最強の武器となるわけです。

ダイエットでいうと、1000人のダイエッターを成功させたダイエットインストラクターの話も貴重ですが、100キロの体重を60キロまで落とし、外見だけでなく健康も手に入れた50歳サラリーマンの話も読者には響くということです。

当時「何の専門家でもない」と書き手として自信のなかった私ですが、こうした受け身側も専門家だと言ってもらったことで、現在はクライアント側の専門家として自信を持って発信できています。

ご自身のことを「何のプロでもない」と思っていらっしゃる方は、過去の「受け身的経験値」を探って、ぜひ「専門家」として自信を持って発信してほしいと願っております。

 

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