ドキュメンタリー「現実逃避が未来を輝せた」
20代の頃、私は自分探しをしていました。
会社員として働きながらも
「自分が本当になりたいのはどのような職業なのだろう?」と、
日夜「自分らしい本当の働き方」を探していたのです。
「やりたい仕事」に就けていなかったことや会社での人間関係がうまくいっていないことなどもあって、
「自分が輝く場所はここではない。きっと別のどこかにある!」と信じてやまなかったのです。
大人が見れば「世間知らずの現実逃避」にしか見えなかったでしょう。
でも私はこの現実逃避をやめることができませんでした。
輝く未来、輝く本当の自分との出会いを諦めきれなかったのです。
そこで、暇さえあれば、かばんの中のノートを取り出し、
ああでもないこうでもないと数行ずつ
「自分らしい本当の生き方」について書きつづりました。
真っ白なノートには僕を遮るものはありません。
自分の意見を否定する人も、バカにする人もいません。
おかげで自分の世界を際限なく広げることができたのです。
そして、自分が描いた世界に自分でワクワクし、やがてその世界観を実際に世の中で試したい意欲が溢れ出しました。
書き続けることで自分の知らない一面がどんどん明らかになっていきました。
「皆をドキドキさせたり笑わせたり、感動させるために、五体をがむしゃらに使って、自分自身も熱く完全燃焼する」
――それが僕のあるべき生き方だと気づいたのです。
その気持ちは、今も自分の生き方の根底にあります。
まずは、鼻歌を歌いながら何でもいいから、頭の中に思い浮かんだことを書いてみましょう。
それが「本当の自分」を引き出すカギになるかもしれません。
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