～早朝に神がかった文章を書く！「寝起きライティング」～

「朝の時間」には神が宿る――そう断言できます。

朝に原稿を書く時のスピードとそのクオリティに、私自身、何百回となく驚かされているのです。

朝起きて朝食やシャワーをとることなく、ねぼけ眼でそのまま文章を書きはじめる。

それだけでほんとうに神がかったスピードで、自分の潜在意識で感じていることや思っていることをダイレクトに拾い上げた、勢いのある粋のいい文章が書けるのです。

それはなぜでしょうか？　

前日の出来事が睡眠によってリセットされ、頭の中は今日を生きる意欲の塊で満ちています。

ただ、まだ体が起きていないから少しぼーっとしたように感じられるかもしれません。

しかし、そこには迷いがないのです。

心の雑念、感性のノイズがまだ発生していない状態です。

睡眠によって一度死んだ心身が生まれ変わり、今日を生きる力に満ちているのです。

そして、このような状態で書く文章だからこそ、必然的に前向きでまっすぐで純粋なものが書けるのです。

実は、私は今この記事を、朝５時に起床して執筆しています。

心と体の底から湧き出しはじめた、静かなる自己表現欲に呼吸を合わせ、なかば自動書記、つまり無意識のまま筆を走らせているのです。

この爽快な気持ちは例えようがありません。

もちろん朝一番で、今日のノルマ分の原稿制作にスタートダッシュが切れるという「自分への勝利感」があるのはたしかです。

しかし、それだけではないのです。この文章を書くために冴え渡りはじめた脳で、今日のこと、明日のこと、そして人生のことを考えたら、すべてがすさまじい集中力のもとでうまくいく気がしてならないのです。

こんなにも冴え渡り、しかもスピードに満ちた回転力で、あらゆることを考えたら、うまくいかないことなどあるはずがない。

そのように自分を信じることができるのです。

この感覚を言葉に例えるなら「万能の神を味方につけた状態」です。

執筆のあとには、今日の仕事の段取り、１カ月先までの計画、あるいは１年先のこと、今抱えている問題の突破口となるアイデアも紙に書き出してみてください。

想像を絶する成果と、この先の人生を乗り切る、あるいは大きく好転させる知恵と野望とモチベーションが溢れ出ることに心の震えが止まらないはずです。

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潮凪道場 塾長　潮凪 洋介

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