書くことの苦手意識を消すおまじない
書くことが苦手で仕方ない。
書こうとすると、まるで金縛りにでもあったかのように固まって、ちっとも筆が進まない。
書かなきゃと思っただけで、具合が悪くなってしまう……。
そのような時に効く「おまじない」をご紹介します。
それは、文章は「腕で書かない。魂で書く」ということです。
それを意識するだけで、読者の心を打つ文章が必ず書けるようになります。
胸の真ん中に情熱を抱きます。
その情熱を文字という「道具」を使って表現をする。
それだけでいいのです。
それだけで、「文章がうまくないから書けない」という思いにとらわれなくなります。
そして「読者の心に響く文章」が書けるようになり、結果として読者が増えていくのです。
なぜここまで強く言えるのでしょう?
それは私自身がこの手法を試して読者やファンをつかんだ経験者だからです。
書籍の編集者さんがよく言う言葉にこんなことがあります。
「小手先でうまく書こうとして書かれた文章に響く読者はいない」
それよりは体験や感情がのった荒削りな文章のほうが、読者の心に刺さり、何らかの生きるためのヒントや共感を与えられるということなのです。
胸の真ん中に「書きたいことのエネルギー」を思い浮かべ、それをどーんと文字にぶつけてそのまま表現する。
2回目の推敲で多少読みやすく整える。私のシリーズ21万部超えのヒット作『もういい人になるのはやめなさい』(KADOKAWA中経出版)はそのようなメンタルコントロールにより生まれました。
うまい文章を書こうと固まる必要はありません。
胸の中の思い、魂を文字にぶつけて思うがままに、まるで「話し言葉」のように表現してみる。まずはその繰り返しをしてみてください。
あなたの文章は次第に人の心を打つものへと進化していきます。
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潮凪道場 塾長 潮凪 洋介
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