夢を表現できる舞台がない人へ 願望を形にする5つの提案
やってみたいことはある。
しかし「自分がやってみたいことを表現できる舞台がどうしてもない」という人もいます。
そのような人は、自分のやってみたいことを以下のどれかにあてはめて、休日などのプライベート時間を利用して、実際に形にしてみましょう。
1.勉強会を行なう
2.交流会イベントを開催する
3.サークル、同好会をつくる
4.インターネット上のコンテンツにする
5.インターネット上で販売する
私は会社員1年目の時、平日の仕事が終わったあとや、仕事が休みの土日を利用して同好会、勉強会やサークルを運営し、形づくりました。
私の場合は、この社会人の交流会の運営が「天職に向かう第一歩」でした。
なぜこの社会人クラブをつくったかというと
「生きることを楽しむためのオフタイムの提供」
こそが私の生きる信条だったからです。
これは、「書く作業」をする以前からの一貫した生き方の「柱」でした。
会社では、残念ながらその情熱を発揮することは不可能であると感じたのです。
そこで「日本一の社会人クラブをつくる」ことを決心し、自分の魂の声にしたがって組織を結成し、発信基地、あるいは運営スタッフの交流の場となる「セカンドシェアハウス」を借りました。
当時、私の月々の給料は19万円でしたが、14万円の家賃のマンションを借り、その一室に住みました。
残りの空間はすべてその「社会人クラブ」のために有料で開放したのです。
そこでは、さまざまな交流が行われ、大変有意義な時間を過ごすことができました。
また、多くの人脈、思い出を手にしました。
セカンドシェアハウスを開設する約1年前、ノートを持って真夜中の逗子海岸のファミリーレストランで自分と向き合い、これから形にしていきたいことをノートに書き殴りました。
その時に出た答えが、この「社会人クラブ結成」と「拠点となるセカンドシェアハウスの設置」だったのです。
ここで書く作業をしたことが未来の景色を変えました。
さらにはその後、そこでかかわったメンバー数百人の人生も変えていったのです。
イベントは熱狂的な盛り上がりを見せ、リピーターも多くいました。
有名ファッション雑誌や新聞にもとりあげられ事実上、ナンバーワンの社会人クラブへと成長していったのです。
そして何を隠そう、私が今書いている書籍の内容は「セカンドシェアハウス」を拠点とした、さまざまな社外人脈との密接なかかわり合いの経験や記憶からつむぎ出されたものばかりです。
もし、まじめに会社勤めをするだけで自分の心の声に向き合っていなかったら、今の自分は存在しませんでしたし、数十冊の人生本、恋愛本を出版することなどもできなかったでしょう。
希望の会社に就職できずに人生に迷いを感じていた22歳の冬、ノートに書きなぐった構想が、その後の生活をとてつもなく充実させてくれました。
そこで垣間見た人間模様、恋愛模様、そしてオフタイムのパラダイス。
このすべてを活用して、私は本をまとめることができたのです。
書き出す。
行動する。
継続する。
その先には本当の人生が必ずやってくるのです。
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